そうなの

双極性障害Ⅱ型40代子育て中のぐるぐる日記

障害者手帳の恩恵

先日、障害者手帳(以下お手帳)が手元に届きました。

初めて自立支援の手続きをしたときは手帳のことまで考えられず保留にしましたが、今回自立支援の更新と併せて試しにお手帳もと思い手続きしました。

せっかくなので、お出かけ先の田舎の施設でスッと出してみたところ女子高生のバイトのような人物に、お手帳をぴらりと開かれ、しげしげと観察されました。その時間をやたら長く感じましたが、初めて使用する緊張感からでしょう。たかだか入館料200円のためになにやら惨めな気分になりました。

某メンヘライターの記事に書いてあったのとは少し違うなーと感じながらも、ここはひとつ「 長男の誕生日に初めてお手帳を使ったぞ記念日 」に免じてサクッと気持ちを切り替えましょう。

ついでに話も切り替えます。


昨日の終戦記念日、夫の希望で靖国神社へ行って参りました。ここでもお手帳を使える場面がありスッと出してみると一目ちらりと見ただけで、とてもにこやかに親切丁寧な対応で混雑する会場に圧され気味な私でしたが、この対応のおかげでずいぶん気持ちが和らぎました。


次に向かった美術館でも、お手帳の効力は偉大でなんと!一般の方が30分待ちで並んでいるところを某ネズミーランドファストパスかのごとく横からスッと入場させてくれるではありませんか。


ありがたやー。実際、暑さと人混みと
本物のもつエネルギーにやられて
(戦時中に書かれた遺書など見てましたので)頓服飲んでなんとか、しのいでおりました。休みながらでないと前には進めません。

この日、お手帳で無料となった金額は夫とふたり合わせて5200円成。

ルーブル展見たかったんだ。ちょっと高いなと思ってたけど躊躇なく入れたと夫。
日頃のお荷物感もこれで少しは挽回できたでしょうか…

もっと東京遊びに行こうかなと思えた私。

病みが深まるとお布団から外へ出るのも大変なんです。死と紙一重の場所で切羽つまって体操座りで頭を抱えることもあるんです。


動けるときは、せめて与えられた恩恵はありがたく素直に受け入れて良いのではないでしょうか。



試しにヘルプマークも使ってみような。