そうなの

双極性障害Ⅱ型40代子育て中のぐるぐる日記

「重度の鬱病」と診断された友人が薬で、すっかり元気になった

 

 

とても大切な友人が、 去年の秋頃から 「仕事が辛くてさ… 」とメンタルの不調を訴えていた 。

 

クラブイベントに誘ってみたけど、彼女は気分転換になるどころか、人混みに圧されてうんざりとした様子で顔を歪めていた。

 

それ以降も、 具合は悪くなる一方で

「最近、眠れなくて」と言うので、

「病院に行ってみてもいいかもね 」

とアドバイスした。

ひとまず、内科で眠れないことを訴え、 軽い眠剤をもらってきたようだが、それでも眠れない。

そして彼女は 昨年末、初めて心療内科の門を叩くことになったのである。

 

診断名は「重度の鬱病」。

 

その後も気になり週1ペースで LINE で様子を窺っていた。

 

昨日、彼女と電話で話したが、 なにかもうすっかり元気なのである。 声のトーンが全然違う。 本人も「薬ってすごいね」と言う。 

便秘とお菓子の食べ過ぎに悩んではいるけど、 それと引き換えても 薬は飲んでいたいと言った。

 

鬱の人が 薬で、すっかり変わってしまうところを何度か見ている。

初めて目の当たりにしたときは、薬でこんなに変わってしまうことに恐ろしさすら感じた。そんな私自身も薬で安定を保っているんだけどね。なんとか安定を保てているだけなので

正直、生き生きとした彼女の声を羨ましく思った。

 

 

とにかく彼女が元気になって良かった。

 

 

やるべきことをこなすため、ギリギリのところでがんばっているうちに、もう自分では気づかないほど重症化してしまうかもしれない。

そんなにがんばらなくてもいいよ。

まずは病院へ行ってみてはどうだろう。

 

 

彼女のように

 

「もっと早く行っておけばよかった」

 

そう思うかもしれない。

 

 


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