今日は 10時集合で 夫と子供たちが 祖父母と一緒に サイクリングに出かけると言っていた 。
昨日の夜、 このところの私の様子を見てか子供が「お弁当どうする?」と心配そうに つぶやいた 。私は 「母さんが作れそうなら作るよ。作れなかったら どこかで買って 」そう言った。
朝、「お父さん、お弁当もういいよね 」
2階でまだ眠っていた私の耳に そんな言葉が聞こえてきた。
時刻は9時20分 。子供達は9時半頃家を出ると言っていたな。 せめて、いってらっしゃいだけでも言おう。重い体を 起こして下へ降りた 。
夫が作ったであろうお弁当は既にもう各自のリュックへ入れられており、 皆準備に忙しく 私のことなど全く気にかけない 。
洗面所で念入りに日焼け止めを塗る長男。 前回のサイクリングで 日焼け止めをしないで焼けてしまったため 学んだのだろう 。
「日焼け止めを持っていって、また塗るといいよ」と言うと 「うん、そのつもり 」心ここにあらずで 適当な返事を返す長男。
青空の下 、颯爽と自転車にまたがり 「いってきまーす」と 3台並んで 賑やかに 出かけて行った 。
私が何もしなくても、もう 大丈夫なのだ 。
逞しいとも、ありがたいとも言えるけど 私の思考が歪むと 『私など必要ないのだ』という方向になりかねない 。
楽しいんだろうなぁ、サイクリング。
気持ちいいんだろうなー、サイクリング 。
でも、私の心と体は動かない 。
残念なことに動かない。
青空を見上げながら 洗濯物を干すだけで 精一杯なのである 。
昨日作ろうと思って、放置したままのカリフラワー のマリネを仕上げることができれば とりあえずのところは良しとしよう。