先日、けんちゃんが家にやってきた 。前回、強烈な友達と一緒に来た時よりも随分と素に戻っていた印象だ 。
けんちゃんが6000円もするワインを買ってきてくれた。 私は 事情を説明し 、そのワインを2口味見しただけで 遠慮しておいた。
6月末に調子を崩し 病院へ駆け込み 、現在薬が増量されている。その間に 少し酔いを感じる程度にお酒を飲んだら、翌日 無気力状態になってしまった。 2、3年前も同じように 調子を崩し同じ処方薬で 過ごしていた時期がある。そのときは、お酒を飲んで大音量の中、友人たちと顔を合わせていた。年を重ねたせいか 前回と同じようにはいかないらしい。 最近は夜10時ぐらいには 薬を飲んで寝るようにしている。 朝起きることもできる 。今の私にとってベストだと 考えている。
今朝、夫から
「けんちゃんが『あおちゃん、薬やめてくれないかな。 一緒にお酒飲みたいな 』て言ってたよ 。」と聞かされた。
けんちゃんにまで、そんなことを言われるとは思わなかった。気持ちはわかる。
それでも、薬で調整しなんとか バランスを保っている今の私にとっては、かなりショックかつ、考えさせられる 言葉であった 。
好きで薬を飲んでいるわけではない 。一般的に双極性障害は 薬を一生飲み続け コントロールしてゆく病だと言われている 。
その事実を知った時、大きなショックを受けた。けれど、薬さえ飲み続けていれば なんとか生きていけるかもしれない。まだ子供も小さく、家族にも迷惑をかけたくない私はその事実を受け入れた 。 症状が悪化してしまうと 本当に頼りになるのは 薬だけなのだ 。
受け入れ
それでも、迷いながら生きている。
この病の辛さをこっれっぽっちも知らない
他人からの 何気ない一言は
私を大きく揺さぶる 。
きっと、こういう瞬間なのだろう。
何もかも嫌になって
どうでもよくなってしまうのは。
とどまるか、行動に移すか 。
その差だけなんだ。
思いをブログに吐き出し、記録し切り替え
私は今日もなんとかやり過ごす。