坂口恭平氏の 「躁鬱大学」が 面白すぎて 丸1日 勉強してしまった 。
精神科医 、神田橋條治 先生の 「神田橋語録」をテキストに 躁鬱人である 坂口恭平氏が授業をする。 カンダバシは 躁鬱病 を体質 、気質と考え、薬は 減らせるかいらなくなる とも言う。 サカグチは 躁鬱病 = 非躁鬱人の 中の 少数派としての 躁鬱人 と捉える。 テクニックさえあれば 、もっと心地よく 楽に生きて行けるのだと 教えてくれる。
私も散々インターネット上で 躁鬱病、双極性障害 について 調べまくっていた 時期がある。主治医にも 散々あーでもないこーでもないと質問、相談を繰り返してきた 。
けれどどれも 同じようなことばかりで 、目から鱗の 「そうか納得 !」と清々しい気持ちにさせてくれるものには出会えなかった 。
よし。もうこれからは、あれこれと頭を悩ませなくても済みそうだ 。坂口氏の言葉にもあるように 迷った時にはカンダバシとサカグチで 十分だろう。
躁鬱大学、入学にあたり全てをプリントアウトしたかったが、我が家にはプリンターがない。 コンビニに行けばいいけど面倒くさい 。
それなら手書きの方がよりインプットできるだろうと ノートの見開き 左ページに「 神田橋語録 」を 書き写し、左ページと照らし合わせながら 右ページに 躁鬱大学で 学んだことを 書きこんでいたら、夫に「写経してんの?」 と言われた。 確かに私は 図書館から借りたレシピ本を コピーすればいいのに、 わざわざ手を使いノートに丸写しすることがある。写経と言ってもいいのかもしれない。
目もかなり疲れてきたし 続きは明日にしようと一旦区切りをつけても、 ついつい また 躁鬱大学へ行ってしまうのだ。面白いことを見つけると集中しすぎる。おかげで頭が冴えて疲れているのに眠れない。
眠れない要因としての理由がもう1つある。 半ば諦めていた セカンドオピニオンを 実行することに決めたのだ。 現在の病院に通院し始めて約5年。 主治医の感じは良いのだが 、古いタイプの病院で 古いタイプの薬しか処方されなかったりする。
現在、リーマスをベースに具合が悪くなるとレボトミンが登場する。抗不安薬も2種類飲んでいる。
もっと私に適した治療があるのではないのか?
でも 、その度に手続きなどを考えると 面倒くさいが先に立つ。 低めの安定がキープされているので 行動に移す気力もない。
先日、ネットでこんな記事を見つけた。
【自分に合った病院を見分けるポイント】
病院の変更は慎重に。まずは不安を伝えるなどのコミュニケーションを
3つの条件が揃ったら変更を検討してもいいかもしれない
①自分から見ても周囲の人から見ても症状が悪いまま・または悪化している②それが3カ月以上続いている
③医師に伝えても新しいアプローチ(薬の変更やカウンセリングの提案など)が全くない、または薬の説明がないまま量だけが増えている
①悪いまま
②何年も続いている
③医師に伝えても新しいアプローチがない
すべて当てはまる。
もう飽きてんだよな。低めの安定。
ずっと前から飽き飽きしている。
やっぱり一歩、踏み出そう。
そう決めた瞬間から気持ちが軽くなった。
そうと決めると行動が早い。
紹介状も、思いのほか早く手元に来た。 善は急げとセカンドオピニオン先の病院へ電話をしたら、残念ながらお休み!
楽しみすぎて眠れない 。けれど同時に激しい不安も感じ始めているので 文書化してみる 。
文書化作業をしていたら、ごっちゃりとした頭もすっきりしてきた。
これで眠れるかな。
おやすみなさい。
【8月 1日追記】
丸1日過集中していたので、その次の日は 丸1日 ぐったりしてた。
坂口恭平著「自分の薬をつくる」注文。